家庭でできる、学びの種まき〜小学生のお子さんを持つ方へ〜

学校や塾の先生も教えてくれないことは、親が教えましょう

子育て支援の進歩に、ありがたく、温かい気持ちになった日

いくつか前のポストにも書きましたが、会社員時代に中々授かれなかった第二子が
お腹に来てくれました。
無事に3ヶ月目に入ったので先日母子手帳などを受け取りに近所の役所に出向いたのですが、
進歩した出産・育児のサポートに驚きの連続でした。

1. 母子手帳受け取り時の面談
2. 妊娠・出産・育児に関する各種資料の充実化
3. 出産・育児の費用面でのサポート

1. 母子手帳受け取り時の面談

第一子のときは、簡単な書類を書いて提出すればそれと引き換えに役所の窓口で
母子手帳をもらい終了だったと記憶してます。
しかし、今は母子手帳の交付を、保健師あるいは助産師との面談とセットでやっています。
※この面談は国からのお達しで2年くらい前から始まったようで、全国各地で実施しているようです。

1時間弱の面談の内容は、大体ですが以下でした。
・家族構成
・妊娠、出産歴
・妊娠している本人の健康状態
・出産後の家庭内における育児の体制(誰か手伝ってくれる人はいるかなど)
・出産、育児について何か不安なこと

話しながら、自治体の中で実施している産前産後の家事・育児のサポートサービスの説明や
何か相談事ができたときの連絡先等、丁寧な説明がありました。
私は知っているものもありましたが、初産の人は分からないことだらけだろうし
とても役立つ情報だと思いました!

あとは、最近取り上げられている虐待、ネグレクト、母親の不調などから
赤ちゃん、ママたちを救うためにしっかり地域でコミュニケーションを取ろうという意図も
あるのだろうと思いました。

2. 妊娠・出産・育児に関する各種資料の充実化

これもやはり第一子のときと比べてなのですが、配布される資料の内容がよくまとまっていて
参考になるものばかりでした。
妊娠・出産・育児に関して知っておくべきこと、気をつけた方がいいこと、育児のコツなどが
コンパクトに冊子にまとめられていました。
他にも、地域の保育園や幼稚園、公園の情報などをまとめた資料もあり、
自分で調べなくてもそれを見れば大体知りたいことが分かるというくらい内容が充実してました。

第一子のときは自分で色々ネットで調べたりして、情報があちこちしていたりもあったので
これを見ればOKみたいな冊子があると助かりますね。

3. 育児の費用面でのサポート

予防接種の費用の補助対象項目が第一子のときよりも増えて、
インフルエンザ、ロタウイルス、おたふく以外はすべて自己負担なしで
受けられるようになってました。


他にも助産師さんから聞いた話で私が便利だと思ったのは、タクシーのサービスです。
陣痛や破水がきていよいよ出産だ!というとき、近くに病院まで送ってくれる人が
いなかったらタクシーにお願いすることを考えますよね。
陣痛や破水していたら中々冷静に自分の状況を伝えられなかったり、
タクシーを汚してしまったらどうしよう、、と思ってしまいますが、
一部のタクシー会社ではそんな妊婦さんを応援するサービスを提供しているようです。
例えば、事前に専用サイトに情報を登録しておくと、
・迅速に迎えに来てくれる
・道案内しなくても運転手さんが病院まで連れて行ってくれる
・防水シートやタオルを敷いて迎えにきてくれる、あるいはもしタクシーを
 汚してしまっても一切清掃費用を取らないと言ってくれる
などなど。

タクシー会社さんや地域によってもサービスが異なると思いますのでご利用の際は
確認して頂きたいですが、私もタクシーを使う可能性があるので近所の会社を
登録しておこうと思いました。
タクシー会社の一例を載せておくと以下です。
www.nihon-kotsu.co.jp


ここまで色々サポートが手厚いと嬉しいですね。
ただ、やはりここまでしないと中々子供が増えていかないのかな、という少子化
深刻さみたいなものも感じました。
出産・育児、お金も掛かるししんどいときもあるけど、生活にハリが出て
毎日忙しい中にも充実感があるし年取ってからも楽しみがあっていいと思います。
こういうサポートはやってもやっても文句言う人はいるし、
もっとやってよってなりがちだけど頑張ってくれていると思いました。
そんなに的外れでなくきっとニーズがある取組みだと思います。

安心して子供を産み育てる世の中をつくろうという動きを感じることができて、
出産も子育てもしっかり頑張って社会に貢献したいというちょっと壮大なことを思いました。