家庭でできる、学びの種まき〜小学生のお子さんを持つ方へ〜

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大企業でワーママやってた私が会社を辞めた理由

段々脱線してきましたが、どうしても書きたくなったので書きます。

私は子供を出産し育児休暇を取得後、職場に復帰して2年半程働いて辞めました。
理由は複合的ですが、自分の中で大きな割合を占めているのが、

1. 仕事にやりがいを感じなくなった

2. 時間に余裕のある生活をして、子供との時間を増やしたくなった

の2点です。


1. 仕事にやりがいを感じなくなった

自分が少し仕事の勘所みたいなものができて、
日々やることは多いけれど、「まあ、できるだろう」という自信のようなものができました。
仕事は人事関係でしたが、上司や同僚たちが、職場の人たちのことを考えず、
大した分析もせずに次から次へと自分たちの存在感をアピールするためだけの仕事に
腐心していることにうんざりしてきました。
私は、人事の仕事において職場との信頼関係を作ることが非常に重要だと思っているのですが、
周囲は自分が評価され目立つかどうかが良い仕事の基準になっていました。
私も正々堂々と戦ってやろうと、エビデンスを取ったり意見してみたり、
自部署のいい加減な仕事を減らす努力を色々やってみたのですが、
上からのプレッシャーには勝てず。
通勤時間も1時間を超えていましたので、かなり会社のために時間を捧げていましたが、
仕事を通じた達成感などお金以外に得られるものがなさすぎて、
「何やってるんだろう」と考えるようになり、毎日会社を辞めたら何をするかばかり
頭の中に浮かんできました。


2. 時間に余裕のある生活をして、子供との時間を増やしたくなった

会社に勤務していた頃は、時間に余裕はなくその代わりお金はある、という生活でした。
毎日日々の最低限の家事をこなして会社に行くことで精一杯。
子供に本を読んであげる元気がない日もあったし、子供を理不尽に叱ってしまう程
心が疲弊している日もありました。
この生活は幸せなのだろうか、どんどん考えるようになりました。
ちょうど二人目も欲しかったのですが、忙しくて中々作る気にもなれず、
やっといわゆる妊活を始めてみましたが、1年近く経っても赤ちゃんがお腹に来てくれませんでした。


というような状況で、もはや誰が幸せなのか分からなくなっていました。
そして、夫にも自分が仕事に対して感じていること、退職したらどんな生活を送りたいのかなどを
伝えて退職することにしました。
私はもっと家族を幸せにしたいし、自分も幸せになりたいです。
仕事はまた子育てが落ち着いたらやればいいと思っています。
主婦をしている間も学び続けてできることを増やしていけば、
むしろ会社で働くよりも多くのことを吸収できるのではないかと思います。

退職して数ヶ月経ちますが、本当に辞めて良かったと思っています。
子供の笑顔が増えた気がします。
会話も増えたし、一緒に遊んだり、勉強を教えたり楽しいです。
料理も前よりちゃんと作るようになって、前よりも家族のためにやれることが増えて
私自身も幸せを感じます。

たまに会社を辞めたことを人に話すと、「もったいない!!!」と言われます。
これ、すごい失礼です。
多分「もったいない!!!」の真意は、
「大企業で安定した給料をもらう権利を持っているのに手放したの?もったいない!!!」
だと思います。
まず、1日の大半の時間を会社に差し出して色んなめんどくさいストレス抱えて、
それでもお金があれば幸せという価値観を皆持っているのかと聞きたくなります。
人によって幸せの基準は違いますし、私がどんな仕事して、何を得て、何を思いながら
働いていたのかを全く無視して「もったいない!!!」って言い放つのは自分本位過ぎると思います。

もっともっと幸せになってやろうと思うので、これからも宜しくお願いします!

最後に、退職にあたっての考え方で少しだけ影響を受けた本がありますので、紹介させてください。
堀江さんと西野さんは多才な眩しい方たちではありますが、私を含む普通の人でも
共感できるところを拾って読んでいくと日々の生活で活かせる考え方があって面白いです。
前回のブログで紹介した記事も堀江さんのものですが、私は堀江さんの回し者ではないです。笑

バカとつき合うな

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