家庭でできる、学びの種まき〜小学生のお子さんを持つ方へ〜

学校や塾の先生も教えてくれないことは、親が教えましょう

読書の重要性、どうしたら子供が本を読むか

今日は「読書」がテーマです。
子供の中にも、本好きな子とそうでない子がいますよね。
どうしたら本を読むようになるのかしら、なんて悩んでいる方はいませんか?
うちの子もあまり本を好きでなかったのですが、
これから紹介する方法で少しずつ好きになってきましたよ。

[目次]

1. そもそも、読書はなぜ重要なのか
2. 子供はどうしたら本を読むのか
3. 家庭でできる読書法


1. そもそも、読書はなぜ重要なのか

大人同士で会話していても、
「あ〜この人面白くない」「なんか、言ったことを分かってくれないんだよな」なんてことがあると思います。
私も会社勤めをしていましたし、いくらでもコミュニケーションストレスはありました。
その度に、「我が子を絶対コミュニケーションを取れる人に育てる!!」と鼻息を荒くしていました。笑
周囲の人と相互に考えていることを理解しあって生きていくには読書が効果的です。
私が考える読書の効果は以下の通りです。

①語彙力・理解力を高められること
②新たな知識を得られること
③自分以外の人の考え方に触れられること
④物事を考えるきっかけを得られること
⑤感性を磨くことができること

語彙など表現の仕方を知っていると、より正しく自分の考えを伝えることにつながります。
→コミュニケーションミスが減る
色んな知識があると、会話の引き出しが増えます。
→話して楽しい人になれる
他の人の考え方を知ると、視野が広がります。
→寛容でストレス溜まりづらい
本の内容から派生して、もっと知りたい、考えたいという好奇心を加速させます。
→積極性アップ
自分はどう思うか、何を感じたかを考えることで、自分を知るきっかけになります。
→自分を理解し冷静になれる


2. 子供はどうしたら本を読むのか

読書は役に立つけれども、子供にはそれが伝わりづらいですよね。
ではどうしたら子供は本を読むのでしょうか。
まず「なぜ子供が本を読まないのか」を考える必要がありますね。
まず、本の内容が面白くない(と思い込んでいる)、めんどくさいなどがトップかと思います。
さらに、私は「アウトプットがわかりづらいから」ではないかと思います。
「本を読んで何のためになるの?」って感じなのでは。
だから大人がまずは本を読んで、どう面白いのか、どう役立つのか自分の言葉で話してあげると良いと思います。
そして、子供が本を読み始めたら周りの人が話のあらすじや感想を聞いてみるとか
してみるといいと思います。
私は息子が3歳の頃からそうしています。
そうすると、一生懸命要約してくれます。
分かりやすく物事を伝える練習にもなりますね!

それからまだお子さん小さい方は、お子さんと寝る前に一緒に本を読むなど、読書を習慣化すると良いと思います。
早寝早起き、手洗いうがい、片付け、読書など、すべて習慣になると苦にならないです。
習慣が人を作ります。
小さいうちからやってみて下さい。

それでももし「え〜だって本つまらないじゃん」とお子さんが言ってきたら、
「つまらないかどうかは読まないと分からないから読んでみよう!」と言ってみましょう。
食わず嫌い、良くないです。
チャンスを失ってます。


3. 家庭でできる読書法

お子さんの性格もあると思いますが、
親子で同じ本を読んでみるのがいいと思います。
どうしても文字を読むことに抵抗があるようであれば取っ掛かりとして漫画でも良いかもしれませんが、漫画はストーリーを絵で繋いでしまっているのでその点を忘れずに。

あとは、読書ってやっぱり何かを「知りたい」がきっかけになることも多いので
日頃から子供の気持ちに応えてあげるのが大事です。
「そういう風に決まっているものだから」といい加減に子供の疑問に答えたり、
「そんなの知らなくていいの」という態度を取らないこと。
一緒になって、自分も勉強のつもりで。
そうやって子供の好奇心を育んでいきましょう^^